農場主・島野俊弥が自ら撮影した写真で、現地ならではのブラジルの姿をご紹介します。
02.ブラジルの行事

■真夏のクリスマス(サンパウロ編)
クリスマス時期のサンパウロは、どこに行っても大きなクリスマスツリーが目を引きます。写真のツリーはそれぞれ順に、市中心部のイビラプエラ公園(高さ50m!)・レアル銀行正面(リボンだらけ!)・銀行ホール(高さ20m!)・市立公園・ショッピングセンター内のものですが、どれも豪華です。

サンパウロ市内のパウリスタ大通は銀行街となっていますが、ここも各銀行が競い合うように趣向を凝らしたクリスマス飾りがいっぱいです。この時期、サンパウロ市民は銀行に用事がなくても見学のために訪れるのでは?

このショッピングセンターでは、先ほどご紹介した大きなツリーの上に、高さ40mの天井から更にたくさんの飾りを吊るしています。ライトアップされた飾りがあちこちに配置されており、中には赤いソファに腰掛けてサンタクロースと一緒に記念撮影ができるようになっているところもあります。
市立公園の巨大ツリーも夜になると綺麗にライトアップされます。クリスマス時期になると池の噴水で毎晩9時から30分ほどかけてライトショーも催され、音楽と光の協奏曲を見るためにたくさんの市民が訪れます。

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■真夏のクリスマス(カンポス・ジョルドン編)
「ブラジルのスイス」と言われるカンポス・ジョルドンでも、街の中心にある広場などにクリスマスツリーやたくさんの飾りが目に留まります。緑あふれる避暑地のクリスマス、といった感じでしょうか?ツリーをよじ登るサンタクロースも暑そうです。私も植物園の中にあるインディアン像と記念撮影をしてみたのですが、とてもクリスマス時期の写真には見えませんね。
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■大晦日の「餅つき祭り」
サンパウロの東洋人街では、毎年大晦日にリベルダーデ広場(Praca Da Liberdade)で恒例の「餅つき祭り」が開かれます。祭りは大晦日の朝9時30分から開始されるのですが、「南米大神宮」の臨時ミニ神社がおかれ、まずは巫女さんを連れて登場した神主さんによるお祓いから始まります。もちろん日本人や日系人だけではなく、南米大神宮のお札を手にしたたくさんのブラジル人もお参りの列に加わってとても賑わいます。

祭りでは600kgものお餅が配られるので、みんな長い行列を作って餅つきを見物し、つきたてのお餅をもらって帰ります。先頭では「ヨイショ!ヨイショ!」と見物人も一緒に盛り上がる威勢のいい掛け声が響き、毎年のようにテレビ局の取材カメラが撮影しているようです。


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■サンパウロの七夕祭り
日本と同じ7月初旬に、東洋人街ではサンパウロ市長代理や日本の主席領事たちも出席する盛大な「七夕祭り」が開かれます。サンパウロの青い空にたくさんの七夕飾りが映え、風にそよぐ姿は圧巻です。
「餅つき祭り」と同じくミニ神社がおかれ、やはり神主さんのお祓いで始まります。広場にはステージが設置され、沖縄少年団の太鼓ショーや「美空ひばり」に扮した女の子の熱演など、さまざまなイベントが繰り広げられます。

既に30回近く開催されている七夕祭りはブラジル人にとっても馴染み深くなってきました。七夕飾りの中にはブラジル発想のものもあり、日本人・日系人に混じってたくさんのブラジル人が願い事を短冊に書き、楽しそうに結びつけていきます。どんなお願いをしているのでしょうか?
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■レシッフェ市のカーニバル
レシッフェ(Recife)市はサンパウロから飛行機で北に3時間ほど行ったところにある、常夏の海水浴場です。ここで開かれる伝統的カーニバルは、日本を含め海外にはなかなか紹介される機会が少ない希少なものです。

サンパウロやリオ・デ・ジャネイロの「カーニバル」はテレビなどで世界中に紹介され、すっかり有名になりましたが、ブラジルのカーニバルはショーアップされた観光客向けのものばかりではありません。実はこうして昔ながらのカーニバルもたくさん開かれ、地元の人々に楽しまれているのです。

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